今朝、娘が日本に完全帰国しました。
少しでも長く一緒に居たくて、パパに我侭を言い、車を手配してもらい
まだ夜も開けやらぬ朝の4時、中国の家を家族全員で出発。
他の人にとっては、ただの「お見送り」。
でも、私の胸の中は 娘が「巣立つ」事に複雑な想いで一杯でした。
最初の結婚で私が辛い想いをしている時、
一人、台所の隅で隠れて泣いていると いつも私を探しに来てくれた娘。
「どうしたの?ママ・・・・大丈夫?」つぶらな瞳で心配そうに覗き込む。
「・・・うん、平気っ!へへっ・・・」
私の下手な嘘はいつもバレていて、6っつの娘の小さな胸に
顔を埋めると 私が泣き止むまで黙って背中をトントンしてくれたっけな。。。
泣いてる理由は言わない。
娘も聞かない。
でも、そこには 私達だけに解るものがありました。
娘は私にとって、自分の娘であるけれど、
共に助け合って生き抜いた「戦友」のような・・・・・。
苦労した分、苦労を掛けた分、普通の親子には無い特別な想いがあります。
下の娘には足に障害があり、今まで味わった事も無い絶望も経験したけど
やっぱり、味わったことの無い感動も喜びも教わった。
「生真面目さ故に」煮詰まる私達を、いつも笑わせてくれた。
この子達の為にも強くなりたい!
泣いていてはいけない。泣いてる暇など私にはない!
私は、私自身の手で この子達を幸せにしたい!
「頼りない、泣いてるばかりのママ」をいつか卒業して
子供が心置きなく巣立てるように。。。
まずは 私が自立する事。
誰の世話にもならない、誰に手伝ってもらわなくても
今日一日、「自分自身で本当に笑える事」。
それだけを 目標にしてたなー。。。他の人には簡単なことでも
「作り笑顔」が染み込んだ「作られた人生」を生きてきた私にとって
それは、本当に壮大な遠い目標でした。
でも、自分が本当に心の底から笑わなきゃ、
子供を本当に笑わせられない。。。。。。
私が本当に他力本願な幸せを捨てて、自分の足で立たなきゃ
子供を見送れない。。。。。。
子供が巣立ちたいのに巣立てないような「足を引っ張る親」には
なりたくない!そんな一念で生きてきました。
子供の頑張りに励まされ
子供の生き様に自分を反省し
子供のけな気さに「強さ」をもらって・・・・まさに
「子供に育てられた?」私なのです。
一人で子供を育てて行こう!と決心した時の想い、出来事、
辛さ、恐さは語り尽くせないけど
とにかく、「この子達の為になら、鬼にも蛇にもなってやる!!」
・・・そう、いつも思っていました。肩に目一杯 力を入れて・・・。
今、振り返ると もう、それ自体、「若かったなぁ~」なんて・・・ネ。(笑)
・・・結局、偉そうなのは口ばかりで、途中からはほとんど
パパ(今の主人)に助けてもらっちゃったけど(笑)
今朝、娘は、たったハタチで、元気な笑顔と共に巣立って行きました。
私も涙を見せないで見送れた←(ハズ・・・遠いから見えなかったでしょ?)笑
大きく手を振った娘は、昔のまま、けな気で、優しくて、たくましくて
明るくて、強くて。。。。。。なんか、眩しかったよ。
ママはもう、大丈夫!!!
ママにはパパも妹も居てくれるから、もう心配しないでネ。
ありがとうネ、今まで。
ごめんネ、たくさん。
これからも、もちろん、死ぬまで「親」は「親」だけど
今日は、なんで、こんなに 涙が溢れるんだろう。。。。
でもね、悲しいからじゃない。
寂しいからじゃないョ。嬉しいんだ、すごく。
あなたを15でアメリカに送り出した時も、
18で中国に送り出した時も、こんな 気持ちはなかったな。
嬉しいんだ、すごく。。。。
だって、今日は「ママの卒業式」だからね!!
これからも、いろんな事、あると思うけど、頑張れっ!!
いつでも、ママとパパはあなたを見守ってるからネ!
あなたと暮らした中国での1年3ヶ月は夢のように楽しかったよ♡
いつか、また、一緒に暮らそうね(あなたが早めに売れなければ
十分、可能?!)笑。
おめでとう!&ありがとう!
愛してるよー!&頑張れ!(*≧∀≦)・*:.・゜☆
日本一のダメママより